支笏湖でiPhone4SのHDR撮影を試してみたよ

支笏湖に行って来ました。

もうすっかり紅葉の季節になってました。
早速湖畔の紅葉を撮って見ました。
左が通常撮影、右がHDR撮影です。
アイフォンの「設定」→「写真」→HDRの「通常の写真を残す」をオンにすると両方の写真を比べる事ができますよ。
雰囲気としては、HDR撮影は、ピントを合わせて露出を決めた紅葉に対して、白トビしがちな空の色が鮮やかにでてますね。
若干、紅葉も暗くはなっていますが。


でも、本来ありえない露出を合成する技術がHDRですが、これは大失敗例でした。


拡大したのがこちらです。

HDR撮影は異なる露出の写真を3枚とって合成しているのですが、この日は風が強く、木々が強く揺れていましたので、3枚の差分が大きく出てますね。
若干、空の色は鮮やかになってますけど、これではね。
木の枝も分身の術です。



今度は暗く影の濃い木々を写したら全体的に白っぽく、鮮やかな色も消えてしまいました。
でもHDR撮影の方は、木々の暗さと葉の鮮やかさを残しつつ、奥の背景の白トビしていた雲間や湖と奥の山が見えます。
正直言えば、不自然な露出が同居してますけど、なんていうか、記憶に近い色ですよね。



この日は曇りで風も強かったので、珍しく湖の波が強かったです。
HDR撮影と通常モードでは撮影のタイミングにズレがあるが波飛沫で確認できますね。
でも電子シャッターだからなのか、かなり速いようです。
動かないものなら全く問題ないかなと。
この写真では、空の雲の表現が豊かになったかなと。



これは完全にHDRの勝利じゃないでしょうか。
曇り空の中、手前の風景を映しながら、空を綺麗になんて、撮れないです。
でも、拡大したら解るんですけど、細かいディティールが、HDRでは潰れます。
あくまでも拡大したらなんで、訓練した人じゃないと多分、HDRの方が良いなって思うのでは。



これもそう。空の色を再現しながら手前の風景を色鮮やかに。
これも拡大したらディティールの甘さがわかるんだけど、HDR撮影時の方が色鮮やかに撮れるので、iPhone4Sは写真が綺麗だって喜ぶ人が多いんじゃないかな。
そこら辺は、一眼レフ持ってる人は、なんていうか、ね?



これはもう、RAWからコントラストいじって現像したんじゃないの?って思っちゃうよね。
こんなのがiPhoneでぱっと撮れちゃうんだからね。凄いな。



北海道のどこへ行っても観光地にある揚げ芋。イモ天って名前の時もある。
HDRの方が美味しそうな気がする。
けど、こういう時は通常撮影で綺麗に撮るようチャレンジした方がいいのかも。
本州には揚げ芋はあんまり無いらしいですね。
北海道に来たら是非一回食べて下さい。
個人的には蒸かし芋にバター醤油とかホタテバター醤油とかの方が至高ですが。



そうそう、支笏湖湖畔には環境相だったかが作った支笏湖ビジターセンターがありまして、色々な展示とぬるい雰囲気が支配してます。
ここの展示されてる剥製の熊は小さいので、もっと迫力のある大きな熊を展示して欲しいな。


そんなわけで、曇り空だったからの作例を楽しめたので、iPhone面白かったです。
EXIFデータでISOと絞りを見たら面白いかもしれないですよ。
それでは!