MX1100分解手順


MX1100のチャタリング解消の為の手順。
要するに、クリックしても勝手に連打されてるようになる現象を解消したい時の。
こちらのサイトを参考にしました。
画像があってわかりやすいんですが、おそらく慣れている人の為に書いてあるようで、結構ハマりました。
その点を踏まえての以下手順です。
使った道具は、特殊精密ドライバーの1.4mm五角、ピンセット、カメラ用のブロア、カッターなど。



まず、ひっくり返して電源をOFFに。



滑りを好くする為の素材の下にネジがあるので凹みからこじ開けます。
最終的には手で毟り取りました。

こんな感じで上下2つ。右側のはネジ穴無いので取りません。



この為に用意した精密ドライバーセット。
星型の特殊なビットがついて980円。
これ、単体で600円以上で売ってるんで諦めてたんですけど、ホーマックで売ってるのをみて衝動買いしました。

1.4mm五角を選択。



ここに

ドライバーを差し込んで、押して圧力をかけながらゆっくり回します。
押して圧力かけないと、ドライバもネジもなめてしまいますので、注意。


次に、電池を取り外します。

底にシールが貼ってますね。

外すための隙間があるのでそこから引っかけてきれいに剥がします。

ネジが見えました。
これも同様に外します。



コードで繋がってるので、ゆっくりと上部と下部を外します。
コード自体は、ぶっちゃけ、外さなくてもなんとかなります。
外す時は下部の接続部から引き抜くようです。
僕は外しませんでした。



上部のクリックボタンの裏の方に髪の毛が入ってました。
これが主原因?

ここにも髪の毛がありました。
多分、髪の毛が挟まってたのが原因だろうなと思いつつ。
ここで、全体にブロアをかけて、出来れば元に戻して状態を確認して下さい。
これで直れば、以下の面倒くさい作業まで手を出さずに済みます。



ボタンの金属接点が入っているボックスのフックを開けます。

こんな感じに。
ここから手で取れるのですが、表に出てる小さな白い部品が飛んだら凄い探すの苦労します。


こんな感じに蓋は白い部品とで構成されてます。



この金属接点、絶妙なバランスで設置されていて、2つの金属部品で構成されてます。
これを外しちゃったら、凄い苦労するのですが、外した時は以下手順。
左側にひっかけつつ、回転するようにスライドして右側の接点の下に押し込みます。
真ん中のバネの部分はうえから押し込んでセッティングします。
押し込みすぎると、バネを固定する部分が外れて下に行ってしまうので、後でクリック出来なくなりますよ。


金属部分の汚れを拭いて、なんならオーディオ用とかの接点改質剤でも塗布してやりましょう。



白い部品をひっくり返した蓋に入れます。
白い部品の出っ張りのある方が上ですよ。

綺麗に入ったら、マウス本体をひっくり返して、押し付けるように蓋を嵌めます。

この時、金属接点に触れないように注意。
接点がズレてしまって嵌め直すはめになります。
嵌めたら、白い部品を押して、カチカチっとクリック感があるかチェック。
無いようだったら残念ですが、金属接点がきちんとセッティングされていません。


出来たら全部逆の手順で組み立てです。
シールの向きは間違えないように。


以上で完了です。
変なチャタリングは無くなりました。
MX1100はどうやらもう生産してないようなので、これで末永く使えるといいな。




ところで、僕は電池にeneloopを使ってます。
動作に何の問題も無いので便利。
eneloopを4本用意しておけば、快適なMX1100ライフが送れますよ。